「桜、口にケチャップついてる(笑)」 手で桜の口についてるケチャップを拭き取る。 「お前もケチャップついてる」 「えっ!?」 すると、智季が手を伸ばして、あたしの口についてるケチャップを拭き取った。 なんかその仕草にドキドキしていた。 「ともせんせええっち〜!」 「桜ちゃんにもやってあげよっか?」 「いや〜」 桜…どこでそんな言葉覚えたんだい? しばらくして、もう寝る時間になった。 「桜もう寝る時間だよ」 「はぁーい…」 桜は目を擦りながら返事をした。