そして数学の時間だった・・・。

ブーブーブーブー

あっ携帯なってる。
メールだっ。
誰からだろう。

あたしは、机の下で開いた。
【件名:無題】

【内容:今日の放課後、
裏門で待つ。
一人で来い。司。】

司からだ・・・。
隣の席なんだから
手紙とかで言えばいいのに。
それよりなんだろ・・・。
一人でって・・・。
もし、あっちも一人なら
二人きり?
きゃ〜何考えてんだか、
あたしは、瀬那を応援するって決めたのに。

【件名:Re:無題】

【内容:あっOK(^O^)/】

送信。

あー早く放課後にならないかなー。
楽しみ〜。

キーンコーンカーンコーン
あ〜終わった。

『瀬那〜あたし用事あるから先帰ってて♪ぢゃあねぇ』

『あっうん。ぢゃあねぇ。』
瀬那は、スッカリ元気になって大きく手を振って別れた。

あっ裏門に行く前に、トイレで化粧直し〜。

『んんん〜♪んん〜♪』

あたしは、トイレの鏡の前で、鼻歌を歌いながら
化粧を直した。

って言っても、
なんの用だろ〜。

『よし!!完璧〜♪』

よし!!行くか〜。