親に褒められたくて・・・

みんなに愛されたくて・・・

ただそれだけの理由で
決められた道を
歩んでいた・・・。

小学6年生・・・
遊びたい年頃なのに
遊ぶのは、我慢していた。
勉強もできて・・・
スポーツもできて・・・
なんでもできる子だった。
宿題は一回も忘れた事は、ないし

家の手伝いは、毎日して。
近所で母さんと母さんの友達が話してるのを聞いてると

「お宅の娘さん、えらいわねぇ。うちの子なんて、遊んでばっかり。少しは、見習ってほしいわよ」

なーんて話ばっかり。
お母さんは、
そー近所で言われたあと
家に帰ってくると、いつも私をすごく褒めてくれる。
私は、それが快楽だった。

そして、その頃から私は

あるものに興味を示していた。

『プリクラ』

だった。

回りの子は、学校帰りに近くのゲーセンに行って
よくプリクラを撮ってる。