『うん』
「その葉瑠を睨んだ人、私の彼氏なの。だから、ごめんね?」
『え!?』
「驚かせてごめん、葉瑠には紹介しなきゃと思ってたんだけど、いつもいないから……」
『そっかあ』
綾の彼だと言われ、もう一度思い返していた。
柚樹の名前を呼んだだけで、あんな目をするなんて……ただそれだけが気になっていた。
『でも、よくOKしたね?』
「え?」
『綾のタイプと逆な気がしたから』
「ああ、うん
私ね、たまにここでお昼食べてたの。一人になりたいときとか、暇な時とか?そんな時に出会ったの。」
『へえ』
「あの日も退屈しのぎに保健室にいたら、男子生徒担いで現れて、浦ちゃん呼びにいったりしてたら1日が終わってた。
次の日も気になって保健室にいたら、現れて
気づいたら彼氏になってた。みたいな?」
『なんか、スゴい』
「かなり曖昧になっちゃったけど、葉瑠が緒方を好きになってなかったら、私は水樹に会ってなかったから。そう考えると凄いね」
私の知ってる人の中で“幸せ”の2文字が似合う。そう思った。
「その葉瑠を睨んだ人、私の彼氏なの。だから、ごめんね?」
『え!?』
「驚かせてごめん、葉瑠には紹介しなきゃと思ってたんだけど、いつもいないから……」
『そっかあ』
綾の彼だと言われ、もう一度思い返していた。
柚樹の名前を呼んだだけで、あんな目をするなんて……ただそれだけが気になっていた。
『でも、よくOKしたね?』
「え?」
『綾のタイプと逆な気がしたから』
「ああ、うん
私ね、たまにここでお昼食べてたの。一人になりたいときとか、暇な時とか?そんな時に出会ったの。」
『へえ』
「あの日も退屈しのぎに保健室にいたら、男子生徒担いで現れて、浦ちゃん呼びにいったりしてたら1日が終わってた。
次の日も気になって保健室にいたら、現れて
気づいたら彼氏になってた。みたいな?」
『なんか、スゴい』
「かなり曖昧になっちゃったけど、葉瑠が緒方を好きになってなかったら、私は水樹に会ってなかったから。そう考えると凄いね」
私の知ってる人の中で“幸せ”の2文字が似合う。そう思った。


