12月24日
仕事で忙しい両親を抜いた3人で、予定通り小さなパーティーを開いた。
いつもより豪華な料理を食べ、最近覚えたと言う聞いたこともない歌を唄うおじいちゃんを見て、おばあちゃんと二人お腹を抱え、涙がでるほど笑った。
そして、買ってきたクリスマスケーキを食べていると、酔っぱらったおじいちゃんがおばあちゃんとの出会い話しを聞かせてくれた。
「桜はべっぴんさんでねぇ、クラスで一番モテてたんだ!」
昔の記憶が蘇ったのかニッコリ笑うと、話の途中で眠ってしまった。
『寝ちゃった』
「あらら」
『まだなにも始まってないのに』
眠るおじいちゃんに毛布を掛けるおばあちゃんに『2人はどこで出会ったの?』と質問をした。
「おじいちゃんとは、高校生の時に桜の木の下で会ったの」
校庭に咲いた桜の花を見に行ったとき、ドラマのように上からおじいちゃんが降ってきたらしい。
「びっくりし過ぎて、しばらく目が合ったままで」
クスリと笑うおばあちゃんを見てると、なんとなく想像が出来た。
木の上で昼寝をしていたら、体制を崩して落ちてしまったと恥ずかしがりもせず笑っていたらしい。
仕事で忙しい両親を抜いた3人で、予定通り小さなパーティーを開いた。
いつもより豪華な料理を食べ、最近覚えたと言う聞いたこともない歌を唄うおじいちゃんを見て、おばあちゃんと二人お腹を抱え、涙がでるほど笑った。
そして、買ってきたクリスマスケーキを食べていると、酔っぱらったおじいちゃんがおばあちゃんとの出会い話しを聞かせてくれた。
「桜はべっぴんさんでねぇ、クラスで一番モテてたんだ!」
昔の記憶が蘇ったのかニッコリ笑うと、話の途中で眠ってしまった。
『寝ちゃった』
「あらら」
『まだなにも始まってないのに』
眠るおじいちゃんに毛布を掛けるおばあちゃんに『2人はどこで出会ったの?』と質問をした。
「おじいちゃんとは、高校生の時に桜の木の下で会ったの」
校庭に咲いた桜の花を見に行ったとき、ドラマのように上からおじいちゃんが降ってきたらしい。
「びっくりし過ぎて、しばらく目が合ったままで」
クスリと笑うおばあちゃんを見てると、なんとなく想像が出来た。
木の上で昼寝をしていたら、体制を崩して落ちてしまったと恥ずかしがりもせず笑っていたらしい。