ハァーとタメ息を漏らす綾を慰めているうち、なぜか綾の家に行くことになってしまった。
一番の目的は「勉強」と気合いを入れていたけど、途中放棄は目に見えていた。
綾から聞いた住所を頼りに家をでたのがちょうど30分前で、入り組んだ道に似たような家が並ぶ住宅街で完全に迷子になってしまった……。
『ここどこ?』
十字路の真ん中でうなだれ、綾に助を求めると笑いながら「今行くからそこで待ってて」と電話を切られてしまった。
「葉瑠~」
暫くして綾の姿が見え、漸く松本家に着いた。
「どうぞ?」と通された部屋を見て絶句してしまった。白い壁と机、カーペット以外はすべてピンクで揃えられ、白いベッドにはフリルの付いたやっはりピンク色の布団があり、その上に綾が座った。
『スゴいね……』
「なにが?」
首を傾げる綾に『ううん、なんでもない』と返し早速課題に取りかかった。
『どこまで出来たの?』
「え~っと……」
問題を解く手助けをし、黙々とペンを走らせる姿を見ながら、窓に目を向けた。
「葉瑠どうかした?」
『景色がいいなぁって、私の部屋からは向の家しか見えないから』
「夜は横になると、星が見えるんだよ?朝は眩しいけど」
談笑しながらも課題を終える頃には、夕日が沈み始めていた。
途中まで送ってもらい、またねと別れた。
一番の目的は「勉強」と気合いを入れていたけど、途中放棄は目に見えていた。
綾から聞いた住所を頼りに家をでたのがちょうど30分前で、入り組んだ道に似たような家が並ぶ住宅街で完全に迷子になってしまった……。
『ここどこ?』
十字路の真ん中でうなだれ、綾に助を求めると笑いながら「今行くからそこで待ってて」と電話を切られてしまった。
「葉瑠~」
暫くして綾の姿が見え、漸く松本家に着いた。
「どうぞ?」と通された部屋を見て絶句してしまった。白い壁と机、カーペット以外はすべてピンクで揃えられ、白いベッドにはフリルの付いたやっはりピンク色の布団があり、その上に綾が座った。
『スゴいね……』
「なにが?」
首を傾げる綾に『ううん、なんでもない』と返し早速課題に取りかかった。
『どこまで出来たの?』
「え~っと……」
問題を解く手助けをし、黙々とペンを走らせる姿を見ながら、窓に目を向けた。
「葉瑠どうかした?」
『景色がいいなぁって、私の部屋からは向の家しか見えないから』
「夜は横になると、星が見えるんだよ?朝は眩しいけど」
談笑しながらも課題を終える頃には、夕日が沈み始めていた。
途中まで送ってもらい、またねと別れた。


