「はい… 今、開けますー…」 私は しょうがないから 家のドアを開けた。 「よっ! 俺、慎一。 夏美、久しぶりだな。」 「えっ!?」 久しぶり? 初対面じゃないの? 「俺のこと 覚えてないのか?」 私は昔の 記憶を辿ってみた。 けど… "慎一"っていう 人は覚えてなかった。