「あいッ おはよう!」 振り向くと憐がいた。 「おはよッ」 憐も別れたことは知らないだろう。 憐には本当のことを言おう。 「憐… 話があるんだけど…」 「なに?」 ここでは話せない。 だから、 あたしは教室から出て 階段まで憐を連れてきた。