元カレの事情




「はぁ…はぁ…」



裕馬に連れられて、

いつの間にか体育館裏まで来ていた。




「裕馬…なんで?」



1番気になっていること。


単刀直入に聞いた。




「それはな…」




後になんて続くのかドキドキする。






「ごめんッ。俺のせいなんだ。」




え?



裕馬のせい?



「は?意味わかんないんですけど。」




言ってることよくわかんないよぉ…




「ちゃんと説明してッ」




そう言い放つと裕馬が静かに口を開いた…