なにが えー やねん



やるからには

高い目標に向かって

やるんや



「でも・・・そんなんさぁ・・・」


「無理なんちゃうん・・・」



またザワザワしはじめやがる



「お前らさぁ カントクがそう言うてんねんからさぁ」



おっ 中島

こいつは比較的普通なやつやもんな

英語の成績もまあまあましなほうやし




よし こいつにまとめさせよう



中島 たしかお前キャプテンやったな



「はい」



じゃあ 今回もキャプテンやってくれ



「えーっ! マジっすか」



そりゃマジや



だって顧問が

変わったからって言うたって

キャプテンが変わる必要

ないやろ



「そりゃそうですけど・・・わかりました」



よし これでなんとか

やっていけるやろ

って俺が

心の中で

つぶやいた瞬間

木下が質問してきおった



「カントクー 試合のとき おやつはナンボまで持って行ってええん?」



はぁ?!