栄華を

極めた

藤原家が

満月の

満ちた 有様を

これ以上

存在しえぬ

ほどの

我が世の 春に

見立てた

と 言う

歌が ある

頂点の 極みを

味わった

人間が

放つ

言葉

それが

これでいいのだ

まさに

これでいいのだ



真髄なのだ