高見沢 あおい

俺の 脳裏には
あの
マンションの
一室での
天使の ような
あの 美少女の
面影しか

いや
あの
赤い 風船を
追い掛ける
美少女に

俺は
俺は

あろうことか

性的な 興奮を
持っていた

抱き着き
キス しまくり
好きに
いじくり 廻したい
確かに
確かに

俺は
そんな
欲望が
俺の
身体を
突き抜ける のを
感じた