18才の
俺だったが
大体の 予感は
察した

和服の美人が
中央の ソファーに
踏ん反り返り
葉巻を クユラセテいた
国会議員の
小山田 幸夫の
愛人で
俺の 母親が
勤める クラブの
オーナーママだった

俺が
東都大学医学部の
進学が
出来たのは
この
踏ん反り返りながら
葉巻を
クユラセテいる
国会議員の
小山田幸夫の
お陰なのか