入学して早10日たった。
私は、「早いなー。」
なんて思いながら
花凛に話しかけた。

「なんか、時間たつのって早いよな〜。」

「何よ、いきなり…」
興味なさそうに花凛はそう言った。


そんな頃、私には好きな人ができていた。


名簿は25番
名前
平岡 朋也
13歳 気は優しい男の子
顔はとてもかわいい

私は、彼が見せる笑顔が大好きだった。
でも、その笑顔は私にあてられた顔でわない。

その頃、花凛と朋也はとても仲がよかった。
シャイな私は到底その輪には入れなかった。

二人は日に日に仲良くなっていく、私はたえられなかった。
苦しくて、悲しくて、
そして、とうとう二人は
付き合う事になった。