「?」

その紙には、

"よかったらメールして? 黒川"


文字の下にはメールアドレス。


メールしてみようかなぁ。

時間はあっというまにすぎてチャイムがなる。


「はーなーっ!!教科書サンキュー!あっ!今日部活ねぇから下駄箱で待ってて?」


「了解☆」


翔くんは自分のクラスに戻った。


「美男美女で仲良くお帰りですかぁ?」

ののはニヤニヤしながら言った。


「もう!ばか!」


ののはすぐからかうんだから。