恋色模様

「「麗(さん)」」

「むっ!!次はまけないんだからーっ!!!」

姫華ちゃんがきーきー言っているときに

私は姫華ちゃんが作ったケーキを食べた。

「姫華ちゃんの方がおいしいけど…」

「どっちもおいしいけど、愛情が違うんですよ!!姫華のは対抗心があるっつーか」

「ふふっ。なにそれ(笑)」

「次つぎーっ!!第2勝負!!バイオリン対決ぅ〜!!」

奏太くんはため息をつく。

「お前が麗さんに勝てるわけねぇだろ」

「あっあたしだってアンサンブルコンテストでたもんっ!!」

「じゃあ、私からいい?姫華ちゃんめちゃくちゃ上手だったらひきにくいし…」

そう言って、姫華ちゃんに借りたバイオリンを顎にあてる。

目を閉じ曲のイメージをたたせ、ひきはじめた。