恋色模様

陽向は彩愛に無理矢理、席に連れて行った。

私は、すごくショックだった。

だって陽向が"麗"って呼んでてくれたのに

"麗ちゃん"に戻ってるんだもん…。

それがすごく悲しかった。

やっぱり…好きなの?

「んあーっ!!!」

私はでかい声で叫んだ。

「花園さん。今は古典ですよ?叫ぶなら体育でお願いしますね」

「はっはい!!」

私は大きなため息をつく。

「はずかしーわ、さっきのは」

「うるさい」

「なになに?陽向のことでもって考えてたのかい(笑)?」

「ゴホッ!!!!!ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッっ!!!はぁ…ちがうよばか」

「いやいや、奥さん、そんなにむせてて違うって言われても無理な話でっせ?」

彩愛はニヤニヤ笑う。