次の日

いつものバスに乗って学校まで行く途中、同じ部類の人に会った。

「おはよ」

「あ、おはよー」

その人は3組の先輩、秋本愛だった。

「あ、一緒に座る?」

「いいの?」


「え、別に…」


「じゃあ…」



学校前に停まるバスで


「今日一緒に帰ろう」

と言ったが




それを何度も繰り返してた。