「ねぇ、仁さん」



コーヒーを飲みながら目だけこっちを向く仁さん。



あぁ…かっこいい。



「どした?」



「私、仁さんのことから知りたい」



「えっ?」



「仁さんがどういう人なのか、知ったら私も必ず話すよ」



「わかった!約束な!!ほら、」



仁さんは小指を突き出した。



可愛らしいところもあるんだね。



「うん!!!約束!!!」



私は今、必要とされているのかな?