「きゃー
家に帰って何すんの?」



真っ赤になって言葉を発することが出来ない私の代わりに涼くんが声を出す。



「涼、てめぇ‥」



わ‥、
そろそろ本気でヤバいって!!



「で、蕾斗‥話の続きなんだけど‥」



うわ‥

めっちゃ無理やり‥



「‥‥でさ、どうする?今から警察につきだしてもいいけど証拠不十分だし‥」



言葉を止めると何かを求めるような目で蕾斗を見つめる涼くん‥



「わぁーったよ‥俺が話つけりゃあいいんだろ?」


「そぉいう事」



涼くんがニッコリ微笑むと丁度料理が運ばれてきて、それを食べ終わると私達はファミレスを後にした。



向かう先は多分‥裕子さんち‥?