「もしもし‥」


『姫子』


「なっ‥何?」



そういえば蕾斗はどうして私の事を姫子って呼ぶんだろう?

名前は姫夏なのに



『いや‥
ただ、姫子が俺を呼んでる気がしたから』


「っ/////
呼んでないっ‥」



昔から蕾斗はそうだ。

私が蕾斗の事を考えてる時いつも電話をくれたり、会いに来たりしてくれた。