「だけど愛莉、その男の子今何処に住んでるのか知ってるの?」


「ううん…その後も又引越ししたみたいなんだけどね…」


「じゃあ、もう覚えてないんかな?」


「さぁ…わかんないよ」

「愛莉は…今年どうするの?行って見るの?」


「う…ん迷ってるんだ…来てくれてたら、嬉しいけど…あんな別れ方したから、会ってもいいんかなって…来ないかも…それより覚えてるか…」


「そうだね…」