「ねぇ、先輩達の声聞こえない?」

「えっ……あっ」

赤也達の目の前には、黄色い声に包まれているレギュラー陣の姿があった。

「あっ、赤也と優!!」

「ウィッス。先輩達なんでみんなそろってんスか?」

「どうだっていいだろ(黒笑)」

「は、はい(怯)」

「フフッ…あっ、信じられるようになった?」

「ん~どうなんでしょ。」

「………」

ギュッ

優のことをジーッと見ていた丸井が優に抱き着いた。

「きゃっ!!」

「ちょっ、先輩!!」

「って……あれ?」

「あれ?」

「「拒絶反応がでない!?!?」」

「ということは……」

「信じられた!?」

「「「おぉ~!!」」」

パチパチ パチパチ

「赤也!!私成長したよ!!」

「……そう、だな(なんで喜べないんだろ)」

下を向いていた赤也に仁王が近寄った。

「嫉妬したか?」

「はぁ!?///」

「「「??」」」

「なんでもなか。」

「そう。じゃあ、行こうか。二人ともまた明日ね。」

「はい♪」

「(嫉妬?俺、優が好きなのか?)」

そして、レギュラー陣と分かれた二人は家に帰った。

「あっ、赤也!」

少年は嫉妬をし、恋に気付き始める……