「は~い」

インターホンが鳴り、赤也がドアを開けた。

ガチャッ

「やあ。入っていいかな?」

「どうぞ」

レギュラー全員が優の家に入った。

「なぁ、ここって優んちなのか?」

「そうっスよ」

「同居してるの?」

「まあ……」

ガチャッ

レギュラー陣はリビングに入ると挨拶をした。

「「「お邪魔しま~す!」」」

「あっ、こんばんは。」

ジャー ジャー

優は、キッチンで皿を洗っていた。

「メシ食ってたのか?」

「はい。すぐお茶入れますね。」

「先輩達は適当に座っといて下さい。」





コトッ

「どうぞ」

皿洗いを済した優はお茶をだし、赤也と一緒に先輩達の前に座った。

「えっと、何を教えればいいんでしょうか。」

「宮川の情報が一つもない。だから、何故ないのか。あの時何故同じ部屋にしてもらったのか。あと、隠していることをすべて」

「大丈夫か?」

「…うん……教えましょう……」

少女はある少年達に過去を話す……