赤也side

一日中優とは喋らず、本当の家に帰った。

「ただいま~」

「あれ?どうして帰ってきたの?」

「えっと……優が久し振りに家に帰ったら?っていったから帰ってきた。」

「喧嘩じゃないの?」

「っ、違う違う!!心配すんなって!」

俺は姉貴に嘘を言って風呂に入った。

その間に姉貴は心配して優にメールしていたみたいで風呂からでてきた俺にいった。

心「優ちゃんも同じこといってたわ。」

優も俺と同じことをいってたことに驚いたけど、すぐに寝た。

次の日、優に会わないようにいつもより早く家を出た。

弁当は母さんので、優にもらっても食べるつもりはなかった。

なんで、このとき優の目の色に気付かなかったんだろ……

そして、この喧嘩が3日続いた。

ーやばいな……ー

シルフェの声が微かに聞こえた。