ポーン ポーン ポーン

「タンポポの舞……ハッ!!」

バシッ!シュッ!

「ラ、0ー15!」

「消えた…」

「なんだあれは!」

「顔に向かって跳ねたと思えば、目の前で消えましたね……」

「(シルフェ!あれはなんだよ!)」

ー優の技の一つ。〈タンポポの舞〉だ。ー

「(タンポポの舞?)」

ーああ、今から言うことを他の奴等にも教えてやれー

「あれは、優の技の一つ。〈タンポポの舞〉っス。」

「「「タンポポの舞??」」」

ーツイストサーブと消えるサーブを足した物で優にしかできない。ー

「っス。ツイストサーブと消えるサーブを足した物で優にしか出来ないんス。」

「ツイストと消えるサーブのスピンのかけ方が違うだろ。」

ー違うが、小さな隙間を利用して打っているー

「まあ、違うんスけど、小さな隙間を利用して打ってるんスよ。」

「……へぇ~。凄いね。」

「他の技もみる?」