赤也side

「きたね。アップはしなくていいの?」

「はい。」

「優、止めとけよ。五感失うぞ。」

「大丈夫だよ。」

「蓮二、ジャッジしてくれないかな?」

「わかった。」

そして幸村部長と優は、コートに立った。

「あの子立海のマネやん。何やっとんねん」

この人は氷帝の天才・忍足さん。

元々関西に住んでたから関西弁。

脚フェチらしくて、氷帝の天才から氷帝の変態に改名した方がいいと思う(笑)

「あの幸村とやるなんて、バカとしかいいようがないな…」

「フィッチ?」

「スムース」

「ラフだ。サーブはもらうね。」

「ザ・ベスト・オブ・1セットマッチ幸村サービスプレイ!!」

「ハッ!!」

「やっぱり本気は出さないか…」

パコーン パコーン パコーン

幸村部長が手加減しているから、優とのラリーが続く。

「……本気出して下さいよ。」

「いいのかい?すぐ終わっちゃうよ?」

「いいんです。」

「じゃあ……ハッ!」

ドッ!!

「15ー0」

「ハッ!!」

ドッ!!!

「30ー0」

「まだ本気は出してないみたいじゃのぅ」