「あ、宮川 優です。よろしくお願いします。」

「ありがとう。じゃあ、勉強始めようか。」

ということで勉強会が始まった。

そして、柳が優に近付いた。

「お前のデータが全くないんだが、何か教えてくれないか?」

「(シルフェ。なんていったらいいの?)」

ー自分で探せといえー

「…自分で探して下さい。じゃ、私は勉強を始めますから。」

「邪魔して悪かったな。」

みんなが勉強を始めてから30分がたった。

「う~わかんねぇ~」

「なんでわからんのだ!!だから、ここはこうしてこうするんだ!!」

赤也は真田に英語を教えてもらっていた。

「わかんねぇもんはわかんねぇスよ。」

そう言う赤也に優が近付いた。

「どうした?」

優は赤也の隣に座り、話しかけた。

「これ一年の問題じゃん。赤也、単語の意味すらわかってないでしょ。」

「うん…」

「ハァ~。Whenはいつ。doは……無視していいよ。youは貴方は。playはする。tennisはそのままの意味。だから、When do you play tennis?とは?」