「…うっ…う~ん……ごめん…な、さい…ごめ……」

いきなり優がうなりだし、寝ていた赤也が起きた。

「優…大丈夫だからな…」

そして、落ち着かせるようにしてゆっくり頭をなで、強く抱き締めた。

「…ごめん……なさい…すて……ないで……スー…」

「辛い思いをしたんだよな…俺が優を守らないと………おやすみ優」

少年は少女のために決意をする……