「赤也は着替えてきなよ。」

「どこで着替えるんだよ。ここ俺の部屋だから。」

「私の部屋で着替えたら?それがいやなら、廊下。あっ、私の部屋使うときは勝手に私の物に触らないでね。」

「…着替えくる。」

俺はスウェットを持って姉貴の部屋にいった。

「それにしても、この子可愛いなぁ~。食べたくなりそう……」

姉貴がこんな独り言を言っていたのは誰も知らない。

「…ブルッ……姉貴、今ぜってぇ変なこと考えてる。」

切原家と少女の出会いは驚きから…