「幸村部長!!アザッス!!」

「いいんだよ。で何があったんだい?」

「今日転校してくる子を職員室に送ってきたんスよ!!」

「そうなんだ。これからは気をつけてね。」

「ウィッス!!」

「なぁ、赤也!!」

この人は丸井先輩。

すっげぇ甘いもん好きで、いつもガム噛んでんだ。

それに独特な喋り方で、よく語尾に「ぃ」とかついてる。

あっ、あと自称ボレーの天才(笑)

「なんスか?」

「その転校生って女の子か?」

「そうっスよ。」

「ほんとか!?可愛いかったか?」

丸井先輩が興奮して優についてきいてきた。

「秘密っス!!早く練習しましょうよ!」

「なんだよ~」

俺は、優のことを秘密にして練習を始めた。

少女のことを秘密にする少年……