「ちょっとまっててね~すぐ準備するから。」

ここは切原家のリビング。

「優ちゃぁぁん!!ここに座って~!!!」

心亜が自分の隣の席を差す。

「優はここに座るんだよ!!」

赤也も自分の隣の席を差す。

「えっ…」

「優ちゃんはここなの。」

ギュッ

心亜が優に抱き着いた。

「ひゃあっ!!」

「あ…ゴメンね。触れられるの好きじゃないんだよね。(苦笑)」

「お姉ちゃん。そのままで、いて…」

「「「えっ!?」」」

「温かいの…触れられても拒絶反応を見せないの。」

ーそれはお前が切原家のヤツを信じたからだろう。さっきだって大丈夫だっただろ?ー

「うん…大丈夫だった…」

ーそれは切原家のヤツを信じた証拠だ。ー

「よかったじゃん!優こっちにもこい!!」

「お姉ちゃん…行ってもいい?」

心亜に対して上目使い+首傾げできく優。

可愛い物好きの心亜には堪らない。

「か、可愛い∨∨∨いっといで」

そう言って心亜は優を離した。