赤也side

「あ~あ、やっぱ丸井先輩達とマック行けばよかった。帰っても、ぜってぇひまだ。」

俺は部活が終わったあと、丸井先輩達の誘いを断って部室を出た。

で、今帰り道。

「帰って格ゲーでも、するか………ん?」

俺の家の前で何かが倒れているのが見えた。

俺は急いで、近付いた。

「…お、んな?は?なんで倒れてんの?てか気失ってる??」

倒れていたのは、女の子。

しかも、気を失っていた。

「ちょっ……マジでどうしたらいいんだよ……ほっとくわけにもいかねぇし……あっ…まず家に連れて入ってみるか…」

俺は女の子を抱きあげ、家に入った。

これが少年と少女の出会い……