「………」

赤也は通帳を見た瞬間固まってしまった。

「どうしたの?あか………」

心亜も赤也の持っている通帳を見て固まってしまった。

「あ、赤也?お、お姉ちゃん?」

「はっ!!ちょっ、優。この数字なんだよ!!一億って!!」

「「一億!?!?」」

「あ~。色々とやってたら溜まってた。」

「色々ってなんだよ…(汗)」

「ねぇ、このもう一つの通帳はなんなの?優ちゃんの?」

「わからないの。でも、私の名前が書いてあるから私のだと思うんだけど……シルフェ、この通帳は何なの?」

ーそれは…ー

少女のために神は動き出す…