「うん…グズ…あ…たたかい…よ…ぅぅ~」

「いっぱい泣きなさい。」

優の背中を擦る真

「優ぢゃ~ん…グズ…づらがっだね~グズ」

一緒に泣く心亜

「…俺さ、あんたの辛さはよくわかんねぇけど、これからは俺らを頼ってくれよ。」

「そうよ。あっ!私のことはお母さんと呼んでちょうだい。」

「お、かあさん?」

「えぇ。なんだか第二の娘ができたみたい∨」

「あり、がとう…ござい、ます…グズ」

「敬語なんてやめなさい。あと、俺のことはお父さんと呼んでくれ。」

「は……うん。おと、うさん…グズッ」

「やっぱ、可愛いわ…ヒック…私のことはお姉ちゃんって呼んでよ…ヒック」

「…さっきは冷たくして悪かったな。俺のことは赤也でいいから。なっ、優!」

ニカッと笑う赤也

「お姉、ちゃん…赤、也…ありが、とう…ヒック」

ー……お前達、干渉に浸ってるところ悪いんだが、優の家にいってくれないか?ー