「切原赤也って聞いたことのある名前でしょ?実は私、テニプリの世界に住んでるの。私、翔が死んでから色々あって、心を閉じてたの。でもね、時の神様が私をテニプリの世界にトリップさせたり、赤也に出会ったりして心を開いたんだよ!ふふっ これからもテニプリの世界で生きていくからこうやって翔に会いにこれないかもしれないけど翔を忘れることは絶対にないからね♪」

「……優、俺からもいい?」

「ん?いいよ(ニコッ)」

「///えっと…翔ありがとう!優が車にひかれそうになったところをかばってくれたり、生まれてきてくれてありがとうとか言ってくれて本当にサンキュー!」

「赤也…」

「翔がいていれたから俺は優に出会えたんだと思うんだよ。これからも優を大事にしていくから、俺の弟としてよろしく!……さて、帰るか」

「うん……えっ…」

「どーした?」

「……お母さん……お父さん…」

切原家四人の前に優を捨てた優の母と父がいた。

「……ゆ……う……?」

優のお母さんが目を見開きながら、言った。