「優!起きろ!」

「んっ…あか…や。どーしたの?」

「どーしたのって…優の元いた世界に来たんだろ」

「あっ!そうだった(汗)」

「忘れるなよ(汗)」

ータイムミリットは今日の夜11時だー

「「了解!」」

「じゃあ準備してお墓参り行こうか」

優の元いた世界にある優達の家は今住んでいる家と中身が全く一緒なので、戸惑うことなく出掛ける準備ができた。

「赤也ー車出してー」

「おう!」

赤也は運転席、優は助手席、優也と桔梗は少し危ないが優に抱っこされ、ナビに従いながら翔のお墓があるところに向かった。

「ついた~久し振りだよ♪」

そう言いながら優は優也を赤也に抱っこさせ、自分は桔梗を抱いて車を降りた。





「ここだよ。翔のお墓」

「へ~」

「翔久し振り!私ね、一年前に結婚して、この前双子産んだよ。すっごい可愛いの♪こっちが男の子で優也。こっちが女の子で桔梗だよ。で、この人が私の旦那様・切原赤也」

「どうも…」

軽く翔のお墓に向かってお辞儀をする赤也。