「んっ…」

「起きたか?」

優が寝ている横で赤也は赤ちゃんを抱っこしていた。

「あっ、赤也。あれ?お義母さん達帰ったんだ。てか私寝ちゃったの?」

「あぁ。疲れがきてたみたいで」

「そっか~。あっ、名前ね、一応二人分考えたの!」

「俺もだぜ!」

「じゃあ、女の子から一緒に言わない?」

「別にいいけど…」

「じゃあ、いくよーせーのーで!」

「「桔梗。…!?!?」

二人が声を揃えて言った

「一緒?」

「そーみたい」

「優はなんで桔梗にしたんだ?」

「オトメギキョウのキキョウを使ったの」

「俺も!オトメギキョウは俺らの大切な花だからな」

「うん∨じゃあ次は男の子ね!せーのーで!」

「「優也!」


「これまた一緒…赤也はなんでこの名前にしたの?」

「優の優と俺の也をたしたんだよ。流石にオトメを使うことはできねぇしよ」

「だよね!じゃあ決定!女の子が桔梗で男の子が優也ね!」