そう思った優は〈テニスの王子様〉の1巻を買った。

~夜~

「ハァ~痣がいっぱい……そうだ!テニプリ買ってきたんだ。読も」





「やっぱり凄いな~私とは大違い…明日全巻買ってこよ」
久し振りに見たテニプリに感動した優は、全巻揃えることにした。





「なんでリョーマはこんなに凄いのかな~私も強くなりたいよ……あっ」

42巻でのリョーマ見て、優は思った。

「……テニスって楽しいよね……私、何やってたんだろう……テニス辞めようとしてた……私にはテニスしかないのに………グズ……ヒック…」

優はテニプリのファンになり、42巻でのリョーマをみて、またテニスを始めることにした。

毎日練習して、大会に出て、徐々に勝ち進んでいき、プロになった。

そして……

「世界ランク1位は、宮川 優!!最少新記録です!おめでとうごさいます!」

「あ、ありがとうごさいます」

超有名プロを差し抜いて、世界ランク1位になり、色んな人から一目置かれるようになった。