「…あんまり…てか…私…あそこで暮らしてるの」 リァリィはある所を指さす。 リァリィの指さした方向にはレスト達が暮らす町の真ん中にそびえ立つ立派な城が… 「ええ?!リァリィ…王族の人間なのか?!」 リァリィは頷く。 「俺…いいのかなぁ…こんなすごい人と旅だなんて…」 「別に普通の友達のような感じで接してくれればそれだけで嬉しいわ」 「そうか?…」 「ええ…」 レストとリァリィはまた歩き出した。