空の彼方へ

「リァリィ…喋れる…?」


「え?」


するとリァリィはそっと立ち上がった。


「…私…すごい…立てる」


「ソフィーさんの能力(ちから)…かな」


「そうだといいね、でも私まだ技を使うことはできない」


「なあ、どうゆうことだ?」

セイラがレストとリァリィを交互に見ながら言った。

「分からねぇ…突然リァリィが喋ったり立ったりして…」


「落ち着いて、セイラさん」