空の彼方へ



月日がたち…



「ディナス…私…子供できたみたい」


「え?!」


「でも…産めない…」


「どうして?」


ソフィーは自分の腹に手を当てた。


「……私…産めないよ…世界がこんな状態なのに…私…何やってんだろ…」


「いや産め、どんな世界だ ろうと命を無駄にするな」


「ディナス…」