「リァリィ…足大丈夫か?」 「うん……」 よろよろと歩きながらリァリィはあの兄のいた森へとたどり着いた。 「あ…お兄様…」 リァリィは目の前の兄に目を細めた。 「…ねえレスト…なんか聞こえない?」 「?…何も聞こえないけど?」 「こっちからだわ!」 突然リァリィがある方向の所へと進んで行った。 「リァリィ?!」 レストはリァリィの後をつけた。