「…ごちそうさま」

半分くらい、残した。

もう、食べたくない。



「智道!」

お母さんは怒る。



こんな時、他に兄弟がいたらなあ…



僕だけに両親の目は注がれないのに。



やっぱり知樹達が羨ましいよ。