「おい!狼!」 咲は荒月を指差した。 荒月は意味不明だという顔をした。 「俺の事!?」 荒月は驚いている。 「あれ?認識ないの? このクラスの共通語だと思っていた。」 咲が手を下ろした。 「まぁ、それは良しとして。 狼!お前、ここの掃除だったら手伝えー!」 咲が雑巾を振り回して、 荒月をにらんでいる。 咲、狼なんてやっつけちゃえ!