「白杉さん!」 西塔さんと佐倉田さんが、 私の所へこそこそと来たのでビックリした。 なんか、嫌な予感・・・。 「ねぇねぇ、荒月とよく話してるよね? 怖くないの~?」 佐倉田さんが私の目を見て聞いてきた。 目を見て話してくる人と話すのは声が震える。 って、ほとんどの人が相手の目を見るよね。 「・・・ううん。あっちが話しかけてくるだけで・・・。 怖いよ?・・・。」 やっぱり咲以外の女子と話すのは苦手。 うう、早く行ってほしい・・・。