「図書委員の男子は二人でジャンケンして。」
学級委員の女子が言った。
と所委員の男子二人も手を挙げたんだ。
誰だろう?
・・・え!?
流本と荒月じゃん!!
ひゃああ~!
絶対、流本が勝って!
お願いします!
皆も願っている感じがした。
だって、流本より荒月が図書委員って似合わないもん。
失礼だけど。
荒月が黒板を見て、
黒板に名前を書いていた中央委員が凍りついた。
「図書委員の女子って白杉?」
荒月が私の名前を出したのでびっくりした。
「そうだよ・・・。」
学級委員の男子が勇気を持って言った。
沈黙が続いた。



