狼と赤ずきん。





「馬鹿じゃねぇの?


そんなん教科書に書いてあるわけないじゃねぇか。


まぁ、どうせ解かったとしても、


お前には出来っこない事だしな。


解かったって無駄だな。



はぁ~、言ったって意味ねぇ事言っちまったよ。


損した。」





荒月は私に呆れたようにため息をついて、




また昼寝を始めた。