狼と赤ずきん。




その時、荒月の顔がさっきより


冷たい絶対零度のような笑みをしたような感じがした。




「それとも、昼休みの時に


俺が言った英語が解かんなくて調べてんのか?」



荒月の言葉の攻撃は収まらない。


図星だ・・・。


ちきしょぉ・・・。



こんな奴に考えている事解かられたら、


おしまいだ。



でも、荒月は私がうんとも言っていないのに話を進めた。



まぁ、うんって言えないし・・・。