そして、後期委員会決めが始まった。 黒板にはずらずらと委員会の名前が書かれる。 また…図書委員になろう。 図書委員の仕事は楽しかった。 流本はよく当番のとき遅刻していたけど、 私にとってやりがいのある仕事だ。 「では、次に…〇〇委員!」 次々と委員が決まっていく。 「次、図書委員!」 「はい…っ。」 「はい!」 えっ!? 私の他に一人、女の子が手をあげる。